2012年6月5日火曜日

365日映画:キングダム


デンマークの名映画監督、ラース・フォン・トリアーのテレビ用の映画作品の続編です。
デンマークでは、視聴率が53パーセントもあった伝説の作品です。

主役のヘルマーは、新任の初老のスウェーデン人医師、
憎まれ顔、悪人顔だけでなく、気分が悪いほどに意地悪く、傲慢です。
部下の医師の論文を自らの名で発表するなど、悪い噂もあります。
このヘルマー医師の、デンマークの大病院での物語です。

前章「キングダム」では、
普通の科学的思考のヘルマー医師が、担当した患者が、
麻酔耐性患者で、医療麻酔が使えない患者。
これを、病院勤務の催眠術師が、催眠術により眠らせ、ヘルマーは恐々手術します。

手術の後、ヘルマーは、「なんなんだ、この病院と、この男は」と言い、怒ります。
管理職のメースゴー医師長は「ハッハッハー、催眠術師だよ」と普通に言います。

このように、前章「キングダム」では、
科学と迷信の似て非なるものに焦点を当てた重厚なホラー作品で、
科学が徐々にほころび始める物語でしたが、
この、「キングダム供廚蓮△修里曚海蹐咾大きな傷となり、物語が破滅へと進みます。

「厚生大臣に、この病院のすばらしさを理解してもらえるだろう、
 わたしは、それを陰で、こっそりと聞きたい。」
と、ひねた満足を感じたく、
厚生大臣のエスコートをヘルマーに頼む、管理職のメースゴー医師長。

敵対する、クロウスホイ医師を、思うように操りたく、
ブードゥーの毒薬を手にするため、ハイチへ旅するヘルマー。

病院の衣服、備品、薬品などを少しずつ盗み、目薬からコカインを精製し、
医師たちに配り、見返りに電子顕微鏡などを手に入れる便利屋を営み、
地下室に勝手に自分の部屋を作り上げる、クロウスホイ医師。
クロウスホイは、不運からヘルマーの仕掛けた罠に引っかからずも、
ブードゥーの毒薬いりコーヒーを飲んでしまい、死に、数日後、生き返ります。

自分勝手に、病院に少女の霊がとりついていると解釈し、
健康にもかかわらず、図々しく、右手が動かないと入院を繰り返すドルッセ夫人。

ほとんど仕事をせず、母のドルッセ夫人の霊探しに付き合わされてばかりの息子。

2012年6月3日日曜日

不安について |


これには不安の条件の種類があります。 彼らを含める:

 

カナダ人の数百万、圧倒的な不安条件一生の間に開発します。 以上 12 % はカナダの重度の障害に軽度の原因と影響を受けます。

 

2012年6月2日土曜日

1.4℃〜5.8℃?! - 地産地消


バイオマスや地産地消などを調べていくうちに必ず、出てくるのが
環境問題
なので、カテゴリーを増やしてみました。

今日びっくりしたことが
2100年までに気温が1.4℃〜5.8℃も上昇するようです。
以前から、この話題はよく耳にしていましたが、
実際の温度の数値を聞くと、びっくりですね。

平均地上気温は観測記録によると
19世紀半ばから上昇し続け
20世紀中に約0.6度上昇したそうです。

2012年5月31日木曜日

メルクマニュアル家庭版, 特殊な機能障害 82 章 脳の機能障害


脳のさまざまな機能は脳の1つの領域だけではなく、複数の領域に共同でコントロールされています(ネットワーク化)。したがって、このネットワークが破壊されると失語症、失行症、失認症、健忘症が起こります。

失語症

失語症は、脳の言語領域の損傷によって、話し言葉や書き言葉を表現したり理解したりする能力が部分的に、または完全に失われる障害です。

ほとんどの人は、左側頭葉の一部であるウェルニッケ野と、前頭葉の一部であるブロカ野が言語機能をコントロールしています。脳卒中、腫瘍、頭部外傷、感染症などにより、この小さな領域のどこかに損傷を受けると、言語機能の少なくとも一部が阻害されます。

失語症は言語の表現や理解能力を失う障害ですが、症状の現れ方はさまざまで、部分的なことも完全に失われることもあります。症状のばらつきは、言語機能の本質が複雑なことを反映しています。失語症の中には、書かれた言葉の意味が理解できない障害(失読症)や、ものの名前が思い出せなかったり、名前を言うことができない障害(名称失語症)も含まれます。名称失語症の人たちの中には、正しい言葉をまったく思い出せない人もいれば、名前はわかっているのにすっと口から出てこないという人もいます。伝導性失語症の人は、話される言葉も書かれた文字も理解して流暢に話すことができるのに、単語、フレーズ、文章を繰り返すことができません。

ウェルニッケ野が損傷すると起こるウェルニッケ失語症では、流暢に喋っているようで、意味不明で支離滅裂な言葉の羅列になります(言葉のサラダと呼ばれることがあります)。

ブロカ野の損傷によるブロカ失語症(表現性失語)では、言葉の意味は大部分が理解できて、どんな反応を期待されているのかも知っています。ですが、それをうまく言葉にすることができません。患者は非常な努力をしながら、言葉をゆっくりと押し出すように話し、ときどき悪態をついて話が中断します。通常は文字を書く能力にも、話す能力と同様の障害が現れます。

2012年5月20日日曜日

ケアンズトロピカルノースのケアンズ発熱気球ツアーの写真 | Viator (ビアター)


ケアンズトロピカルノースのケアンズ発熱気球ツアーがお客様に適切かどうかを決める手掛かりになるように、当社のユーザーの投稿写真の中から最高のスナップ写真を選びました。

jason enjoying the champagne breakfast

写真投稿者: Robin B, USA, 4月 2009

2012年5月16日水曜日

MDACC


夏のMD Anderson Cancer Centerへの Short term observation

日本医科大学4年 小田一徳

 

この度、脳神経外科の山口文雄先生の御紹介により81日から12日までアメリカのヒューストンにあるMD Anderson Cancer Centerへ短期間の留学へいってくることになりました。そこで留学に興味のある学生(主に低学年)に向けて今後の留学のヒントになればと思い簡単にレポートを作成することにしました。なお、僕は臨床を勉強してまだ半年足らずであり知識量も非常に少ないので医学的内容に特化したレポートを期待しないようにしてください。なので、これは「留学ってこんな感じなんだ〜」という風になんとなく雰囲気をつかんでもらおうという趣旨のものです。なるべくわかりやすく作成しましたので気軽に読んでもらえたらうれしいです。

 

荷物には白衣や着替え、教科書のほか日本食(サ○ウのごはんとか)を持参することにしました。むこうで日本食が食べたくなった時にちょうどいいかなと思います。なるべく簡単に調理できて道具などがいらないものを選びました。昔アメリカに留学した上級生の方に日本食を勧められていたので参考にさせていただきました。そのほか普段よく読む小説(司馬遼太郎や吉川栄治などの時代小説がメインです)もカバンのポケットに入れておきました。飛行機など時間が余るところで読もうと思います。

ここで教科書の話をしたいと思います。主に使っている教科書は4年生の間でメジャーに使われている教科書です。「STEP」(写真左)はそれぞれの疾患を分かりやすく書いてあり、読み進めていくと理解が深まります。日医のコース試験ではこれをメインに勉強しましたので、いちばんなじみのある教科書です。「病気がみえる」(写真右)は図が豊富で、特に神経版は伝導路や特有の症状が図で説明されていて非常に分かり易いです。このほかに朝倉書店の内科学書(写真中央)とグリーンバーグ脳神経外科ハンドブックを持参しました。朝倉は内容が難しいですが細かいところまで説明されており、アメリカでわからないことがあったらこれで調べられるかもと思い持っていくことにしました。またグリーンバーグは疾患や症状の英名も併記されているので、英語から調べるのに便利だと思います。

  

 日本からヒューストンまでは飛行機で約15時間です。途中ロサンゼルス空港で乗り換えました。チケットは夏休みということもあってか、一番安いものを選んでもユナイテッド航空で20万円でした。現地には、病棟見学の前に事務所で書類を書いて提出しなければならなかったので2日前に現地に着くようにしました。ホテルは1泊約45ドル(だいたい3600円)で非常にリーズナブルでしたが、中はとても広く、キッチンや冷蔵庫、電子レンジなども完備されております。

ヒューストンに到着した翌日にMD Andersonへ足を運びました。MD Andersonの所在地一帯をTexas Medical Centerと呼び、MD Anderson以外にもたくさんの病院が併設されています。事務所ではパスポートやESTAの確認、患者のプライバシーに関する規則へのサインなどを行い、その後ネームプレートをいただきました。

 週明けに病棟見学が始まるので、少しでも知識を入れ直しておくことにしました。まずSTEPを読み直し、代表的な疾患や症候は英語で言えるようにして、病棟で持ちあるくメモ帳にはそれぞれの疾患の英名を記入して忘れたときに確認できるようにしておきました。

    

 

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